新潟のパワースポットに行くなら「弥彦神社(やひこじんじゃ)」へ!
正式名称は「越後一宮 彌彦神社」。通称”おやひこさま”と親しまれ、弥彦山をご神体にした県内最大のパワースポットです。
場所は西蒲原郡弥彦村弥彦。新潟の中心にあるので”おへそ”とも呼ばれています。
県内外から年間270万人の参拝客が集まり、縁結びの神様としても有名。強く恋愛成就を願う方は弥彦山頂にある”奥宮”も参拝することをおすすめします。
一歩足を踏み入れると樹齢400年の老杉や光る緑ゴケの美しさに癒やされるんです。日本一の大きさをほこる「大鳥居」や11月に開催する「菊まつり」も人気ですね。
そんな弥彦神社にある”あの石の伝説”とともに、神社周辺の観光場所をご紹介します。
弥彦神社の参拝方法は”二礼・四拍手・一礼”
まず、弥彦神社の参拝方法をおさらいしましょう。
①鳥居の前で一礼をする。
鳥居の真ん中は神様の通り道なので、両脇を歩き進みます。
②手水舎(ちょうずや・てみずや)で手・口を清める。
左手、右手、左手に水をすくって口をゆすぐ。
③2礼4拍手1礼でお参りをする。
弥彦神社は2礼2拍手1礼ではないんです。
お守りや御朱印やおみくじは「札所」へ
弥彦神社にはオールジャンルのお守りが揃っていますが…。
恋愛運を上昇させたい!そんな願いをお持ちの方は「恋守」がおすすめです。弥彦山山頂の「奥宮」まで登ればさらに効果アップかも!?
https://niigatalife.com/2016/10/16/yahikojinjya/#i-5
仕事運・勝負運・試験運をアップさせたい方は、本殿(拝殿)手前にある摂社・末社がおすすめ。こちらには、出世運アップする「草薙神社(くさなぎじんじゃ)」と、試験や勝負に勝つ「勝神社(すぐるじんじゃ)」それぞれ独自のお守りが入手できます。
「重軽の石」が「火の玉石」と呼ばれる伝説
弥彦神社の見どころスポットとして「重軽の石」というものがあります。
手水舎の反対側をよーく見ると、「津軽の火の玉石←重い軽いの石」と書かれた赤い看板があるので見つけてみてください。
少し奥まった場所にあるので見落としてしまいがちですが、ここに弥彦神社ならではのアトラクションが楽しめます。
2つの石が並んだ通称「重軽(おもかる)の石」。しかし「津軽 火の玉石」とも書かれています。これにまつわる伝説を見つけました。その内容はこんな感じ。
慶長(1596~1615)のころ、青森の津軽侯(弘前城主)は、弥彦に鳥居を奉納しますと誓います。しかし、それを忘れたまま時が過ぎた頃、弘前城内に2つの火の玉石が飛び回るようになりました。 慌てて弥彦に大鳥居を奉納したら火の玉石は収まり、弥彦神社境内に2つの石も収めた…という、なんとも恨めしい伝説があるようです。(かなり要約しております) 詳しい内容は彌彦神社にまつわる伝説をお読みください。
あの大鳥居の背景には「早く鳥居作ってくれ~」という想いもこもっていたのかと思うと、ちょっと恐ろしい。
重軽の石を持ち上げて、願いの重さをはかる
この「重軽の石」を、願いを込めながら持ち上げてみることで、その願いの”重さ”を体感することができると言われています。
2つの石は実際に持ち上げてみると、どちらも同じように「重い!」んです。どちらかがもしかしたら軽いのでは?なんて思ったものですが、私の願いがヨコシマだからか、どちらも「重くてびくともしない!」という結果に。
たいていの方は「この願いは無謀だったのか…」と落ち込んで帰ることになりますが…(笑)
「自分ならきっと…!」と思われる方は、ぜひ1度チャレンジしてみましょう。
弥彦神社境内の地図
弥彦神社はとても広く、鶏や鹿に会える場所まであります。参拝だけでも心が洗われるような気持ちになりますが、1日かけてじっくり回ってみれば、新しい発見がありますよ。
樹齢400~500年と思われる老杉林。この杉の木のおかげで真夏でも涼しく、美しい木漏れ日が差し込むようになっています。
思い切り深呼吸をしたくなる、澄んだ空気が漂る境内です。秋の紅葉時期もおすすめです。
https://niigatalife.com/2016/10/16/yahikojinjya/
弥彦神社駐車場前のお店屋さん
神社脇駐車場の目の前にはお土産店が並びます。軒先には椅子も置かれているので、何か食べたいなという気持ちが湧いてきます。
西澤商店さんに立ち寄ってみました。
弥彦名物おでん
弥彦のあちこちで販売されているのがおでんです。これはこんにゃくですが、100円で3つも食べられます!とっても味がしみ込んでいてめちゃくちゃ美味しい。
とにかくどこへ行っても串刺しのおでんが100円で販売されていることから、弥彦名物のひとつともなっています。
こちらは弥彦神社の鳥居前、社家通りです。たくさんのお店はありませんが、ひとつひとつに風情を感じます。ここを右に曲がった場所に、オープンしたばかりの「越後みそ西 弥彦笹屋店」がありました。
https://niigatalife.com/2018/04/06/yahikosasaya/
▼白パンダ焼きも大人気!
https://niigatalife.com/2019/10/29/pandayaki/
弥彦神社前のインスタスポット
弥彦神社前を真っ直ぐ歩いて右手、ホテルヴァイスさんの入り口にインスタスポットが設置されています。
この前に立つだけで、背中に羽が生えるという素敵な絵があります。インスタへ投稿する際には「#ホテルヴァイス #弥彦縁結び」のタグづけもお忘れなく。
弥彦神社周辺観光スポットの地図
こちらの地図に弥彦神社周辺の駐車場やお店がわかりやすく掲載されています。詳しい内容はHPを参考になさってください。
足湯・フードコートあり!「農産物直売所やひこ」
2017年3月に弥彦公園横、外苑坂通りにオープンした「おもてなし広場 農産物直売所やひこ」です。神社周辺では1番大きな観光スポットとして誕生しました。
弥彦に馴染む風情あるデザインの建物。野菜直売所には地元産の野菜から弥彦産のお米、特産品などが並びます。新潟土産もここへ行けば色々なジャンルものが手に入ります。
喫茶コーナーもあり、さらにフードコートも隣に設置されているのでとても便利。
さらに両サイドには足湯コーナーが設置されているので、寒い日に行ってもぽっかぽか。もちろん無料です。
弥彦神社周辺は大人向けのイメージがありましたが、この場所ができたことにより、子連れでも行きやすくなりました。
ここへ行きたい場合は弥彦公園の駐車場を利用した方が便利です。
https://niigatalife.com/2017/11/10/yahiko-momiji/
まとめ
弥彦神社から徒歩10分圏内のスポットをご紹介しました。たまにはのんびりと過ごしたい、そんな方におすすめの場所です。
ただ、平日やシーズンオフはゆったりと過ごせますが、お花見や紅葉の時期の週末は激混みするので、タイミングをよく見計らってからお出かけくださいね。