ここは十日町市の中条にある「高靇神社」です。「たかおがみ」と読みますが、「こうりゅう」とも呼ばれているようです。「龍」は正しくは「雨」冠の下に「龍」という文字ですけど変換が難しいので「高龍神社」でも認識されているみたいですね。
長岡市蓬平(よもぎひら)にも商売繁盛で有名な「高龍神社」がありますが、そちらとの関連については分かりません。
この場所の隣には、十日町市陸上競技場があります。そして火焔型土器が発掘された「笹山遺跡」もあります。
「市指定文化財 天然記念物 高靇神社社叢(しゃそう)」
ここは高い杉の木がたくさん!
元弘(げんこう)3年(1333年)、新田義貞(にったよしさだ)の鎌倉責めに従軍した大井田経隆(おおいだつねたか)とその息子が、稲村ケ崎で海竜王のご加護を得て鎌倉幕府を滅ぼします。
そのことから、故郷に海竜王を祀ったことがこの神社の始まり…ということだそうです。
稲村ケ崎と言えば湘南。
海竜王って…なんだかマンガの世界のようですが、カッコイイ名前ですね。
さらにこんなサイトを見つけました。こちらには十日町の昔ばなしの原文が載せてあります。
「どうか、我等の忠義のまごころをおくみいただいて、波をひかせ給え」
と祈り、腰にはいていた黄金造りの太刀を投げいれた。
すると、不思議なことに、稲村ケ崎の海が一夜のうちに干上がってしまった。背戸の龍王さまより
こちらの杉の木は背が高いです。
検索したらこちらのサイトにたどり着いたのですが、タイトルがすごい。
「人里の巨木たち」という、全国巨木探訪記が寄せられています。こちらでも「高龍神社の杉」として紹介されています。
なかなかの階段ですね…。すいません、ここを上ったのは私(ラー子)ではなく、神社特派員Aさんです。
竜王様だから?手水舎は龍のようなお口から水が出るようです。
こちらが社殿です。
寺尾…杉澤…あれは何でしょう?
なんとなんと土俵があります。
長岡悠久山の蒼紫神社にも土俵はありますが、こちらで相撲を取っていたということですよね?
え、寺尾…って違いますよね?
情報
■名称:高靇神社(たかおがみ・こうりゅうじんじゃ)
■住所:〒948-0000 新潟県十日町市中条乙2581