子供の進学は、成長を感じられる、親としても嬉しい人生のイベントですね!
それとともに湧き上がるのが子供のいじめ問題。
1番避けたいのが「子供が1人で悩みを抱える状態」ですよね。
ここでは、お子さまの心配ごとをいち早く察知することについて考えて、子供目線からどんな親なら相談できるのか?ということへも目を向けてみました。
子供に見られるいじめのサイン
- 元気・食欲がない
- 持ち物がなくなっている
- 落書きされている
- 寝つきがわるい
- 笑顔がへっている
- 爪を噛んだりするなど、落ち着かない
いつもと違うようすが続いたとき、とくに「持ち物がなくなっている」ような時は思わず注意してしまうものですが、本人に過失がないことも想定してみてましょう。
「どうしたの?」とまずは声がけからはじめます。
こんな時に子供が本当のことを話したくなるのは、どんなタイプの親だと思いますか?
心配ごとを話しにくい親のタイプ
- 忙しそう
- いつも疲れている
- 自分の話ばかりする
- 大げさな反応をする
- プレッシャーをかけてくる
- 頭ごなしに怒る
- 人の話を聞いてくれない
これは、自分が子供になったつもりで考えてみればよくわかります!
あなたが子供のころ「こんな親だったから言えなかった」と思うことを、反面教師にしてみてください。
とくに最後の「人の話を聞いてくれない」は注意したいところ。
「どうせ人の話を聞いてくれないし」なんて思い込んでる子供はたくさんいます!(私もしかり…)。
心配ごとを話したくなる親のタイプ
- 話を最後まで聞いてくれる
- 横やりを入れない
- 落ち着いている
- 冷静な返事をしてくれる
- 一緒に悩んでくれる
「話は聞いてるつもりなんだけど…」と親は思っていますよね。
でも、家事に仕事に忙しくしていると、子供は遠慮してしまうんです。
(話そうかな)と話しかけたときに「あとでね」と言われてしまえば、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
そう思わせないために親ができることは、子供の日々の変化をじーっと観察すること。
すると「元気がない日」に気づけるようになってくるので、「何かあったんでしょ?」と真剣に聞けば、何かしらの反応をしてくれます。
たとえ正直に話さなくても「自分のことを見てくれている」という安心感がそこで伝わります。
子供のいじめ「まさかうちの子が」という考えはNG
ここまでは「わが子がいじめられる側だったら」を想定してきましたが、1番気づきにくいのが逆の立場であるいじめの加害者の場合です。
「うちの子がいじめるわけがない」と思い込んでしまうのはNGです。
信じがたいでしょうけど、見えないところで”つい”手を出してしまうこともあります。
忙しいときこそ起きてしまうので、子供の変化にはいち早く気づける親でありたいものですね。
下の記事は新潟県内の虐待に関するものですが、リンク先の相談所では子供に関する相談ができます。