おにぎりに使うこちらの板海苔。この板海苔は実は、食べ物の中で葉酸の含有量がダントツ1位!ってご存知ですか?
ある日NHKの「あさイチ」を見ていたら、「海苔の知られざる栄養素」という感じの特集が流れていました。
そこで取り上げられていたのが、板海苔の葉酸の含有量。
板海苔1枚でほうれん草80gあたりの葉酸が採れるんだそうです。
板海苔1枚に含まれている葉酸と推奨摂取量
板海苔1枚=葉酸約57μg(3gあたり、日本食品標準成分表より)
1日4枚程度の板海苔を食べることで葉酸を取り入れることができます。
おにぎりなら8個分。
うーん、おにぎり以外の方法で食べないと太りますね(笑)
この場合は1日7枚程度。全型の板海苔を7枚はちょっと多すぎて大変ですね…。
葉酸は、胎児の神経系の障害リスクを減らすとも言われています。
アメリカやカナダでは、葉酸を食品添加物として指定されるほど見直されているんだとか。
板海苔をバリバリ食べることはもちろん難しいので、海苔がたっぷり食べられるレシピをおすすめします!
■参考:永井海苔/商品情報
板海苔レシピ(クックパッド参照)
しけた海苔や乾海苔でも!海苔の佃煮 by 海苔コンシェルジュ
こういったレシピを利用するとたっぷり食べられますね。
ちなみに、お味噌汁の中に入れても簡単で、たっぷり食べられます!
妊婦さんは塩分に気をつけながら取り入れてみてください。
板海苔に含まれている栄養素と美容効果
板海苔1枚(全型)あたり
- エネルギー6kcal
- たんぱく質1.2g
- 脂質0.1g
- 炭水化物1.3g
- ナトリウム16㎎
- 葉酸57μg
このほかに、食物繊維はわかめの10倍、カルシウムはいわしの煮干し1匹分。
たんぱく質は昆布の5倍も入っているんだとか。
さらに、悪性貧血を防ぐビタミンB2もたっぷり採れます。
海の三大うま味成分も!
- グルタミン酸(昆布)
- イノシン酸(かつお節)
- グアニル酸(干ししいたけ)
という、三大うま味成分が板海苔には揃っているんです。
最近では、認知症や脳梗塞の予防効果があるのでは?と1日400μgの摂取を目標にする動きが見られています。
葉酸はシミ予防の効果も!
葉酸はお肌のターンオーバーを促す効果を持つので、シミの元になるメラニン色素を排出するようです。美容効果があるなら、意識して食べていきたいですよね。
まとめ
大きな板海苔をおやつ代わりにするといいですね…とは思いますが、そのままバリバリむしゃむしゃと食べることは厳しいです…!
たくさん食べられるレシピを利用して、美味しい海苔料理をいただきましょう。
葉酸の摂取を推奨されているのは妊婦さんだけはないこともわかったので、進んで取り入れたいですね。