新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策マスク、通称”アベノマスク(1枚)”を受け取りました。これは子どもが学校から配布されたマスクで、世帯向けマスクはまだ届いていません。(みなさんはどうですか?)
アベノマスクを受け取った人たちからは「ゴミがついていた」「小さい」「洗ったら縮んだ」といった不評の声が相次いでますよね!?
実際のアベノマスク現物を見た感想や洗い方など、気になることをまとめてみました!
アベノマスクの現物を確認してみた
(縦9.8×横13.2㎝)
使い捨てマスク(洗濯済)と並べると一目瞭然。アベノマスクが小さいと思いがちですが、使い捨てマスクはデカいのでどうとも言えないですね。
難癖付ける訳じゃないけど、糸くずがついてました。しかしこれは、安倍総理の問題というより工場の問題でしょう。縫製会社に勤めた経験あるので多少はわかるのですが、糸くず混入はよくあることです(工場長に怒られる案件です)。
細かいことを言えば、小さな黒いチリのようなゴミも。「虫や髪の毛が入っていたりカビが生えていた」、なんていう声もありますがこのマスクはそこまでの不安はなかったです。
クンクン匂いを嗅いでみたけど無臭です。
もし不良品が届いた時は厚生労働省の電話窓口が受け付けているとのこと。
ガーゼの破れ、ゴム紐の破損、汚れなど、問題がある場合は交換いたします(サイズの大小を理由にした交換には応ずることができません)。 布マスクの全戸配布に関する電話相談窓口(0120-551-299(9~18時:土日・祝日も実施))にご連絡いただき、住所、氏名、交換が必要な枚数等をお知らせ下さい。 引用元:布マスクの全戸配布に関するQ&A|厚生労働省
アベノマスクは二重ガーゼを5回重ね合わせた構造になっていたので、思っている以上に厚手!不評なのでもっと薄いのかと思いました。しかも、とてもきれいに縫い合わせてあります。もし不安な人はキッチンペーパーなどの不織布を挟んで強化してもいいのかも。
ここまでのアベノマスクへの感想ですが、まあ、給食用のマスクを国がくれた、という感想でしかないですね…。ないよりはマシ。ウイルスを完全に防げるマスクではないけど、人にうつさないためのマスクなんだそうです。
アベノマスクの洗い方とは?
アベノマスクの洗い方について政府は「布マスクをご利用のみなさまへ(経済産業省)」という動画で解説しています。その内容を見るとこう。
■準備するもの
- 衣料用洗剤
- 塩素系漂白剤
- 清潔なタオル
- 大きめの桶
- 台所用手袋
- 洗濯バサミ
■洗い方
- 桶に水と洗剤を入れる(水2Lに対して衣料用洗剤0.7gぐらい)。
- マスクを入れて10分待つ。
- 軽く押し洗いする(揉み洗いNG)。
- 水ですすぐ。
- 水気を切る。
- ※汚れが気になる場合は塩素系漂白剤(水1Lに対して15mlぐらい)に10分漬け置きをしてすすぐ(手袋着用)。
- タオルで挟んで水気を切る。
- 日陰で干す。
これが政府推奨の布マスクの洗い方。使ったら1日1回洗うとのこと。
ですが正直面倒です!洗濯機で洗いたいです!という人は必ず洗濯ネットに入れて洗うようにすることをおすすめします。
100均で買った小さい洗濯ネットでいつもマスクを洗ってます。
そしてガーゼは濡れると縮むので、手洗いで洗っても洗濯機で洗っても必ず縮むものだと考えるべきだと思います。そして熱を与える乾燥機能が1番縮む原因になるのでやめておきましょう。
大人が装着するとまさに安倍総理のようなフィット感に仕上がります。給食を思い出すあの感じです。
アベノマスクをリメイクしたい時は?
アベノマスク…ダサくてイヤ!ともし子供が訴えたり、真っ白いマスクに抵抗がある人はリメイクしてみてはいかがでしょうか。
好きな布(ハンカチも可)を表面に縫い付けるだけで、”アベノマスク”が”ベツノマスク”へ変身!
ワッペンをつける時は、アイロンではなく布用ボンドでくっつけた方が熱で縮むことを避けられます。ガーゼは熱に弱いので注意しましょう。
アベノマスクには色々な意見がありますけど、ないよりはマシ!「洗ったら縮んだ!」という意見も多いですけどガーゼなので仕方ないものだと思います。
各家庭にはいつ届くのかはわかりませんが、それまで自分でできる対策を行いましょう!