ようやく映画「峠 最後のサムライ」を見てきました!
河井継之助を描いた司馬遼太郎のベストセラー歴史小説「峠」が小泉堯史監督のもと初映画化。公開延期という苦難も乗り越えての上映です。
長編の原作を読んでから今回映画を見たものとして、評価というほどのものではありませんが率直な感想をメモとして残してみます!(ネタバレなしです!)
Tジョイ長岡で見る映画「峠 最後のサムライ」
[caption id="" align="alignnone" width="800"] Tジョイ長岡のコーナー[/caption]
よく考えたら全国で公開中のこの映画を、長岡藩が舞台の長岡市の映画館で見ることって特別感がすごいですよね。
映画ロビーの一角には戊辰戦争で活躍した河井継之助の足跡や、舞台挨拶の記事がありました。小泉監督の直筆サインも発見!(フレーム記念切手なども販売されているそうです)
今回はなんといっても、原作である司馬遼太郎「峠 上・中・下」の3巻を読んでからのこの映画です。
[caption id="" align="alignnone" width="800"] 原作・司馬遼太郎「峠」[/caption]
長編の原作を読んでからの映画なので、どの辺りのシーンが描かれているのかがやはり気になりました。
これは予想通りといいますか、小千谷談判やガトリング砲のシーンは結構盛り上がっていて予告編のイメージ通りという感じです。
「おっ?!」と思ったのは、意外とおすが(継之助の妻)が登場するシーンが多かったという点。長〜い小説だと登場が少ない印象のおすが。
でも映画では、松たか子さんと役所広司さんの仲睦まじい夫婦の姿もしっかり見れて満足です!
実は小説以外にも、役所広司さんが出演する歴史映画の「関ヶ原」と「蜩ノ記(ひぐらしのき)」も予習がてら見てきました。
それぞれ徳川家康と戸田秋谷(とだしゅうこく)という役を演じていて、全部印象が全く違っていて。
「蜩ノ記」は同監督・小泉堯史の作品なんですが、切なくて切なくて……。そんな監督が描く河井継之助はイメージ通りの人物でした。
広い視野を持っていて、言葉と行動にブレがなくて。それでいて女性や宴会が大好きなパリピな部分も持っていて(←個人的にここが好きです)。
完全に小説通りという訳ではなかったけど、それはカッコいい河合継之助でした。
ついでにいえばAKIRAがカッコよかったです。サムライ姿が似合いすぎる!
ちなみに「関ヶ原」と「蜩ノ記」は監督が違うのに、岡田准一&役所広司が出演しています。関ヶ原の役所広司と今回の役は、だいぶ印象が違いますね。
[caption id="" align="alignnone" width="800"] アピタ長岡店の中に飾ってあった長岡花火の絵[/caption]
地元が舞台になった映画といえばトチオンガーセブンですが、そのくらい地元密着型です。なんせ長岡藩の話ですもんね。
「摂田屋から小千谷へ」、というセリフを聞いただけで距離感がわかるのは地元民ならではの特権ですよね!
ついでにいえば、いちいちロケ地が気になってセリフが入ってこないこともありました。ロケ地も公開されているのでこれは巡らなければ!
映画の感想はここまでです。
河井継之助に興味を持った人にはぜひ、司馬遼太郎の「峠」も強くおすすめします!
https://niigatalife.com/2022/06/26/touge-kawaitsuginosuke/
水曜サービスデーのT・ジョイ長岡
話が逸れますが、Tジョイ・長岡のロビーにスラムダンクのポスターが飾ってありました!ドンピシャな世代である私は大興奮!映画「THE FIRST SLUM DUNK」は今年の12月に公開ですって。
料金を一部値上げをしたTジョイですが、水曜サービスデーは大人1,200円でお得に見れます!水曜休みバンザイ!
[caption id="" align="alignnone" width="800"] ピッコロが燃えている!?[/caption]
私が河井継之助を見ている間、夫はドラゴンボールの映画を満喫。入場者プレゼントのビジュアルボードという物をもらったようです。
[caption id="" align="alignnone" width="800"] なんのこっちゃわからない[/caption]
絵の裏側にはセリフが。『オレンジピッコロ出現』『のしのし歩いてくる』。さっぱりわからないけど、映画を見た人なら「あのシーンか!」となるみたいです。全部集めたくなりますね、これは。
楽しみは映画を見たあとにも続きます!映画半券を持ってタピオカドリンクをお得にゲット!
今回はさらに映画半券キャンペーンが各地で行われているそうです。
■映画『峠 最後のサムライ』★半券キャンペーン★in長岡(長岡観光ナビ公式サイト:https://nagaoka-navi.or.jp/news/299)
河井継之助の足あと巡りにぴったりですね!
夏休みの予定のひとつに歴史探訪があってもいいかもしれません。わが家の息子は河井継之助を自由研究のテーマにしたことがあります。
すっかり河井継之助にハマった私も、あちこち出かけてみようと思います!
■映画「峠 最後のサムライ」公式サイト:https://touge-movie.com/