こんにちわ、公園大好きラー子さんです。はい、今日は長岡市の国営越後丘陵公園(以下:丘陵公園)にやってきました〜。
え?いつもと景色が違うって思いましたよね?そうです、ここは里山フィールドミュージアムなんです。よく知っている方の丘陵公園とは全然違う雰囲気ですよね!
私も初めて訪れたのですが、思いもよらぬ発見だらけでとっても楽しめました。そんな里山ミュージアムには何があるのか?どんな楽しみ方があるのかをほんの少しだけご紹介します!
後編はこちら。

国営越後丘陵公園・里山フィールドミュージアムとは?

引用:https://echigo-park.jp/
国営越後丘陵公園 里山フィールドミュージアム
■所在地:長岡市親沢町
■開園時間:4・9・10月:9時半〜17時、5月〜8月:9時半〜18時、11月〜3月:9時半〜16時半 ※12月〜3月ホワイトシーズン期間中は閉鎖
■入園料金:大人(15才以上)450円、こども(15才未満)無料、シルバー(65才以上)210円 その他団体割引、2日間通し券、入園パスポートあり
■駐車料金:普通車320円、二輪車100円、大型車1,050円
※サンセット料金:閉園3時間前から普通車は150円へ割引、パスポート割引あり
※入園料金・駐車料金ともに健康ゾーンの割引イベントカレンダーに準ずる
■公式サイト:https://echigo-park.jp/
国営越後丘陵公園は、健康ゾーン(お花や遊具がある場所)と里山フィールドミュージアムの2つに分かれます。実は里山フィールドミュージアムの方が半分以上の規模を占めているんです!
ここには里山体験ができる里のゾーンと、山野草が楽しめる山のゾーンエリアの2つが存在。それぞれ里山体験や自然にふれあうイベントが開催されています。
エリア施設
里のゾーン(花の水辺区・里の水辺区・あそびの里)
- 里山交流館えちごにあん
- 花湿地
- 馬隠し沢
- 古民家
- 越の里山館
- 里山体験工房かたくり
- 水田
- パークゴルフ
- 草原の家
- アスレチック
山のゾーン(山の水辺区・いやしの森)
- 花の森
- カタクリ大群衆
- 馬隠しの小径
- 展望デッキ
- ヨシ原
- 休耕田跡地
- 小池
- ツリフネソウ
里山交流えちごにあん(インフォメーション等)、古民家、あそびの里がメインの施設になっています。車で入れるのは里山駐車場とあそびの里の2か所です。
アスレチック遊具で遊ぶなら、あそびの里の駐車場へ直接のぼっていきましょう。
そのほかの場所へは、徒歩または無料園内バスを利用。健康ゾーンからバスで来ることもできます。
里山への入り口

引用:https://echigo-park.jp/
里山フィールドミュージアムの里山口は越路にあります。通常のウェルカムゲートは青葉台から入りますが、入り口が全く異なるのでご注意を!
国道404「親沢町」の交差点から入ります。あまり広い道ではありません。小さい看板があるので道なりに進めば到着します。
高速道路から来られる人は「長岡南越路スマートIC」で降りた方が近いです。
料金は入り口ゲートで支払う
道を進むと最初の写真の場所に到着!すると手前にある駐車場ゲートで1日分の駐車料金と人数分の入場料を支払うことになります。
「レシートがあれば健康ゾーンもパスで入ることができますよ!」と、ゲートのスタッフさんがとても丁寧に教えてくださりました〜。
駐車場
・里山口:普通車27台、大型車3台、身障者4台
・あそびの里:普通車208台、大型車6台、身障者3台(他、自転車バイク置き場あり)
それでは、里山フィールドミュージアムにふらりと出かけてみたレポをご紹介していきます!
花の水辺区 里山交流えちごにあん
里山口のゲートから入るとすぐに見えてくるのが「里山交流えちごにあん」。ここがインフォーメーションらしく、体験学習や休憩スペース、救護室があるそうです。
近代的な建物ですけど、すっかり緑と一体化しています。おしゃれ〜。緑の坂道は芝ソリで遊べるんですって!
入り口で無料園内バスを発見!あれ?このイラストはもしや・・・
かいけつゾロリの原ゆたか先生の絵にとっても似ています!そうなのかな?どうなのかな?
”えちごにあん”
今度から出身を聞かれたら「えちごにあん(新潟県人)」と答えましょうか。しまんちゅみたいで言いやすいですね。
左に行くとインフォメーションや広い休憩スペース、教室があるようです。右には階段が見えたので、こちらを上ってみましたよ。
2階に出ると一面の芝生!これが芝ソリができる坂道みたいです〜。
あれは体験スペースっぽいですね。団体の体験教室にも使われているみたい。夏は昆虫標本作りなんかができるようです。自由研究にいいですね。
・・・それにしても人がいな〜〜い。虫取り網を持った小さな子を1人だけ見かけたのですが。日曜の丘陵公園とは思えない静けさが広がっておりま〜す。
もっと子供たちに来てほしいなあ〜〜〜〜!
おやつタイム

岡鶴堂菓子舗のホタル焼 1個160円
ここに来たのは実は、越路の岡鶴堂菓子舗さんでホタル焼を買ったからなんです。
せっかくだから公園で食べようか。そういえば里山フィールドミュージアムが近いよね、行ったことないし行ってみるか〜と。
おじさん、おばさんの夫婦2人でふらっとやってきた訳です。
先日もみじ園に紅葉を見に行った時は売り切れだったので、今回は直接お店に買いに行きました。里山口まで5分くらいです。
あんことクリームどちらも入っているんです!これが新感覚で美味しくって〜。
さて、腹を満たしたら動きましょう。
えちごにあんから10分ほど歩いた場所に古民家があるそうなんです。
古民家へ
ちょっと頑張って歩くと山野草のスポットにも行けるみたいですね〜。これなら山歩き初心者でも行けそうです。今日はとりあえず古民家まで!
初めてなら体験イベントに参加した方がいいかもしれないですね。ボランティアガイドさんが一緒に案内してくれるみたいです。
えちごにあんの先は一般車両は入れないので、本当に静かな世界が広がっています。賑やかな丘陵公園を知っているだけに驚きが隠せない・・・。
ため池がありました。よ〜く見るとカモがたくさん泳いでいます。
いい景色。何で今までここに来なかったんだろう?
水車小屋
水車小屋がありました!と同時に、体験学習中の子供たちがゾロゾロ歩いてきましたよ。映ってはいないけど、人の姿を見てちょっと安心しました。
古民家・体験工房かたくり
ありました〜!あれが古民家ですね!日本昔ばなしの、そのままの世界観。
左にあるのが体験工房かたくり、真ん中はトイレ、右が古民家です。丘陵公園はとっても広いけど、どこに行ってもトイレが完備されているので安心ですよね。
うわー、立派!ガイドにはこう書いてあります。
”雪国越後のかやぶき民家で、長岡市寺島町にあった江戸時代後期に建てられた民家を復元・・・”ですって。復元!?そうなんですか!
周辺の田んぼや畑で栽培や収穫体験もできるそうです。
竹馬やぽっくりがあります。懐かしいなあ〜。ぽっくりってわかりますか?空き缶にひもを通しただけの竹馬です!
歩くとパカパカって馬みたいな音がするのがいいんですよね。古道具もありますね。
本物の干し柿です。人が住んでいるかのよう。
中に入ってみると、ますます生活感があふれています・・・。土間にかまどがある。
手前の白い箱みたいのは、もしかして洗濯機・・・?
囲炉裏がありました!お邪魔しま〜す。
へえ、”ぜんまいのわた”ですって。捨てることなく物作りに使うとのこと。それってまさにSDGsっていうやつですね。
本当に人の家に勝手に入ってしまったような気持ち。
向こうに自動販売機がありますね。ここでは現代の物が浮いて見えます。
見てみて!このおもちゃ、とっても懐かしいです。どうやって遊ぶのかって?それはね・・・
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こうです(笑)カエルが鳴いているみたいでしょ?っていうおもちゃなんですけど、このゴリゴリする感触がやみつきになるんですよ。
ほかにも体験教室のようすなどが写真展示してありました。そういえば古民家の先にも何か建物がありました。そっちにも行ってみよう。
うっかり違う方で勘違いしてしまった看板(笑)。園内にこの看板がちらほら立っているんですよ。何のマーク?とよく見たら山菜ときのこ採りNGのマークでした。
越の里山館

無料園内バスも運航中
越の里山館は、”旧山古志地域にあった古民家の材料を活かして建てた”とのこと。中越地震を乗り越えた建物を継承されたんですね。
「金子勝・片桐實と花の里山ボランティア作品展」と入り口の看板に。自由に見学できるみたいなので入ってみましょう〜。
入り口では木のアニマルたちがお出迎えしてくれました!かわいい〜。ワニにはまたがっていいよ、だって。大人の私は遠慮しておきまーす。
「金子勝・片桐實と花の里山ボランティア作品展」
ギャー!かわいいーー!!!
目の前に飛び込んできた作品が、あまりにもかわいくて叫んでしまいました・・・・!
どれもこれもドングリやくるみのような木の実ですよ!
昔ばなしを木の実で再現されています!とってもいいものを見せていただきました!ほかにもたくさんの作品が展示されているので、みなさんもぜひ見てください。
11月25日(金)まで、開園時間中なら見ることができるそうです。
ぴっかぴかに磨かれた室内にもお邪魔してみました。立派な建物ですね・・・!
白黒テレビですよ〜!奥の新しい扇風機の方が浮いて見えます!
2階にも上がってみました。

本物かと思うような蚕・・・
うわーーーーー!虫が苦手な人は写真を拡大しないでくださいね(笑)。「蚕かご」が並んでいます。実はうちも蚕を育てていたことがあるのでちょっと懐かしい・・・。

高機(たかばた)
立派な機織り機ですね。

毛羽取り機
これはどうやって使うんだろう?絹の糸にするための道具が色々並んでいました。どれもピカピカに手入れされていて現役の道具に見えます。
それにしても誰もいないという特別感・・・!
なぜもっと早く里山フィールドミュージアムに来なかったんだろう・・・!長編になってしまったので、ここで一旦切ります。
後半はもっと驚くことが起きました。

健康ゾーンの見どころはこちら!
