
いつものようにホントカ。の本棚をぶらぶら見て回っていた時、ふと目についた尾崎将也さん作「ビンボーの女王」という本。
尾崎将也さんは、テレビドラマ「結婚できない男」「アットホーム・ダッド」など多くの作品で脚本家や監督として活躍している方だとか。
このタイトル…貧乏出身者としては見逃せず、女性が主役となると展開が気になってしまうもの。
何となく読み始めたら、世の中に流される主人公から目が離せなくなり、驚きの展開とともに最後まで読んでしまいました。
ありえないフィクションのようで、誰にでも起こり得る展開に(自分だったらどうするだろうか?)と問うてみたくなるシーンも。
SNSの使い方も現代風で、40代の私にもツボでした。
これは若い女性はもちろん、世の中を斜めから見てしまう人にも読んでみて欲しいなと思います。




