
秋山孝ポスター美術館長岡(APM)で8月1日〜17日まで開催されていた「例の看板展」に行ってきました!
例の看板とは、長岡市近郊ではお馴染みの「松田ペット」の広告看板のこと。
全て手描きで作成されたオリジナリティ溢れる絵なのに、子どもの頃から見慣れた私たちは「あの看板ね」というぐらいだったのに。
(なんなら「ちょっと変な看板」と言っていた)
それが新稲ずな氏が出版した「例の看板フォトグラフ」によって脚光を浴び、”松ぺ”や”松田ペッター”などと呼ぶマニアが生まれるようになっています。
そんな不思議な現象を目の当たりにした一人として、例の看板展へ。
二代目看板絵師の青柳謹一さんのライブペイントには行けなかったのですが(残念…)、館内に飾られた貴重な看板をじっくり見学してきましたよ。

美術館の中央には、空白の看板が置かれていました。
まじまじと見ると、意外と大きいなあという感じで。
ここに、「松田三連星」と呼ばれるビーグル・チワワ・ヨークシャーテリアの3匹が描かれているのですね。
よーく見ると、犬の下書きが!

松田ペットは、もともと「松田商展」という名前だったとか。
創業1973年って、私が生まれるちょっと前。
インコと金魚の絵が控えめに描かれていて、今の看板とはかなり違った雰囲気です。


上が先代の近藤忠男さんの作品で、下が二代目の青柳謹一さんのもの。
パッと見では、どちらがどう…と聞かれても素人の私にはムズカシイ。
そう思うと、先代のイメージを崩さない二代目の方の技術はスバラシイですね。

上の看板は二代目が描いたものらしく、明るいピンクを入れているのがポイントに見えました。
下の看板は「松田サーカス三連星(仮称)」と呼ばれる作品のようで、実は先代が他のデザイナーに頼んで描いてもらったんだとか。
昭和生まれの私にはじんわり馴染むタッチだけど、全ての看板がこれになったら「松田ペットどうした?」と不安になりそうではあります。

中にはチワワのいない珍しい看板なんかも。
「犬猫美容」の文字が入っていたりなかったり、「犬・猫美容」と「・」が入って入っているものも。
普段どこかで素通りしている自分に、「もっと真剣に向き合ってみよ」と言い聞かせた次第です。



こちらは秋山孝先生の作品です。
松田ペットの看板に囲まれていても、存在感が大きいのはさすがですね!
「例の看板展」を見学して、改めて松田ペットの魅力を再発見しました。
まずは近所にある看板がどんなものだったか、見に行ってみたいと思います。



