にいがたらいふ

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柏崎の伝説”お弁が滝”を探りに日本一海に近い青海川駅へ!

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

その土地には必ず伝説というものが残されており、柏崎のここ青海川にはお弁が滝という伝説があります。「お弁が滝」さらに「佐渡情話」とも呼ばれているこの伝説。

この夏はこの伝説に迫るべく、女子ドライブへ出かけました。

せっかくなので、日本一海に近い駅「青海川駅」からお弁の滝を眺めることにしたのでその時のレポートを全力でお伝えします!

柏崎の伝説「お弁が滝」は悲惨な女の恋愛情話

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

(青海川駅から薄っすら見えるお弁が滝)

佐渡にお弁という女性がいました。ある日柏崎から仕事で訪れた藤吉という男と恋に落ちます。この男が佐渡に来るたびに会い、しまいにはたらい舟に乗って柏崎まで会いに行くようになります。 実は、藤吉には妻子がいたので、夜な夜な会いにやって来るお弁のことを恐ろしく感じるようになりました。そこである晩、お弁が目印にしていた番神岬の灯火を消してしまいます。 目印を見失ったお弁は夜の海をさまよい、その内に暴風によって船が転覆して死んでしまいます。その亡がらが青海川の海岸に打ちあがりました。 その後藤吉はお弁の後を追って海に身を投げます。そこからお弁が滝と呼ばれるようになりました。(柏崎市伝説集-お弁の滝P6

子供の頃この伝説集を読み、ゾーッとして眠れなくなったのを覚えています。佐渡から柏崎までたらい舟に乗って夜な夜な…、考えただけで恐ろしいです。女の執念というものですね。

ちなみに。

佐渡までジェットフォイルで片道約1時間、一般フェリーなら長くて約2時間半です。(新潟ー両津の場合)

2人が会っていたとされるのが近くの諏訪神社です。ここには「お光・吾作の碑」と「おべんが松」が境内にあります。お光と吾作という名前は佐渡情話由来です。

■諏訪神社(〒945-0853 新潟県柏崎市番神2丁目4-4番35号)

(柏崎には諏訪神社が17個もあります!)

お弁と藤吉の伝説を辿れるコースが「旅ナビ柏崎」さんで提案されています。

お弁と藤吉の恋物語コース-旅ナビ柏崎

お弁が滝を眺めるにはこの青海川駅や青海川海岸、少し離れますが恋人岬からも見えます。

柏崎・青海川駅は「日本一海に近い駅」

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

「日本一海に近い駅」の青海川駅です!JR信越本線の駅であり無人駅。

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

越乃Shu*Kra 」の停車駅でもあります。先日テレビ番組のロケで大久保佳代子さんといとうあさこさんがここに降り立っていました。

この日はもや~っとしていましたが、ここから佐渡がよく見えます。お弁と藤吉の距離を体感できます。

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

青海川駅からは赤い大きな米山大橋も見えます。

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

向こうに見えるのが恋人岬がある米山フィッシャーマンズケープですね。(撮り鉄さんがたくさんいます)

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

ホームからお弁の滝は…かなり小さいというか、この日はほぼ見えませんでした。滝に近づくのは結構厳しい。

柏崎の伝説「お弁が滝」と青海川駅

そんなことをしていたら、突然の電車の登場です!お友達の娘ちゃんビックリ!!

電車から遠のいた生活をしているとたまには乗りたくなりますね。

この電車に乗ってみるとわかるのですが、青海川駅に停車するとすごく傾くんです。結構な傾き具合なので1度ぜひ体感してみてください。

夕日が沈む時間なら、夕日、電車、海、トンネルをカメラに収めることができます!

情報

■名称:青海川駅 ■住所:〒949-3661新潟県柏崎市青海川 ■参考元:柏崎市名所案内「お弁(べん)が滝」|柏崎市柏崎市伝説集「柏崎の水」青海川 お弁の滝

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