年末に「吉乃川酒ミュージアム醸蔵」へ再び訪問しました。今回の目的は2つ!
1000円で8銘柄の日本酒が試飲できる「SAKEバー」の体験と、12月28・29日限定「クラフトビール試飲」です!!
年末の昼間から酒を飲もう!という目論見を立てていざ吉乃川へ。
吉乃川のクラフトビール2種の試飲
吉乃川は日本酒の会社ですが、今後はクラフトビール2種を販売されるとのこと。2020年4月には瓶ビールとして店頭に並ぶそうですが、この日は運よく試作を無料で試飲できるというラッキーな日でした。
ヴァイツェン(左) ペールエール(右)
原料の麦芽とともに副原料に吉乃川の米こうじを含むため、カテゴリー的には「発泡酒」に入るそうです。
吉乃川と同じ美味しいお水(天下甘露泉)を使っていると知り、ますます期待が高まりました。
パッと見で2つの色味の濃さが違うのが分かりますね!
(左のは甘酒です)
飲んでみた率直な感想ですが、ヴァイツェンはのどごしの良さ抜群。キリンの「のどごし」より香りも味もやや深く感じました。暑い夏に飲みたい、ビール初心者でも飲みやすい味だと思います。
一方ペールエールは、ビール好きが「うーん」と唸る味。ペールエールスタイルはイギリス発祥とのことですが「ドイツビールっぽいですね」とズレた感想を述べてしまってお恥ずかしい。常温の温度で飲めばより深みと苦味が楽しるだろうなと感じました。冬場に飲みたいのはこっちです。(個人的な意見です)
吉乃川のSAKEバー
日本酒好きなら見逃せないのがここ、吉乃川「SAKEバー」です。
おしゃれ過ぎるカウンターを見て「ここ摂田屋だよね?長岡だよね?」と一瞬確認した次第です。
1000円で8銘柄の日本酒がおかわり自由
SAKEバーは8銘柄の日本酒が1000円で試飲OK。し・か・も、おかわり自由!
「えっ?永遠に飲んでもいいんですか?」というアホな質問をする私に、「一応60分の制限があります」とジェントルな店員さんがささやいてくれました。
ただここは居酒屋ではないので「60分1000円飲み放題だ!」というノリでガブ飲みするのはナンセンスですよ。あくまでも味わいに行ってくださいね。
8銘柄以外にも特別なお酒がいくつか置いてありました。こちらも別料金を払えば飲むことができます。
では、券売機で「フリー8銘柄飲み比べ」やつまみなどを買い求めましょう。
自分でおかわりできる日本酒サーバーがステキ
グラスを受け取ったら自分で好きなように銘柄を選ぶんですけど、どれもこれも魅力的で悩むんです。
このSAKEバーでしか飲めない「生原酒」がめちゃくちゃ美味しかったですね~。買うこともできない銘柄が味わえるのはSAKEバーの特権です!
このサーバーはボタンを押しつづけると注がれるタイプです。日本酒が出てくる蛇口に憧れている人はここに来ましょう。夢が叶いますよ。
立ち飲みバーなので、ここで注いでテーブルで飲み、またおかわりにここへ戻るため何度も往復する人が続出(笑)
私は日本酒はたくさんの量が飲めないので、ほんのひと口ずつ味わいました。正直なところ、どれも美味しいため3つ目ぐらいから味を覚えておりません…。
つまみが旨い!
魚沼産十全なす からし漬け クリームチーズ添え 300円
何となく買ってみたこのつまみが美味し過ぎました。からし漬けとクリームチーズが合うし、日本酒との相性も抜群に決まってます。
母はからし漬けを気に入ってお土産コーナーで買い求めたそうです。おつまみも売っているようですね。
団らんをしていたら吉乃川の方が「吉乃川の良さ」について語ってくださいました!この方こそ吉乃川の魅力に虜になったご本人でもあり、何と長岡出身ではなく県外から移住されて来たそうです。
歴史年表を見ながらの解説はとてもわかりやすく「へ~!!」という内容がぎっしり。
「極上吉乃川」のラベル文字は、あの「今年の漢字」を書く清水寺のご住職(森清範貫主)が手掛けているんだとか。これを聞いた瞬間「えー!?」と盛り上がりましたね(笑)
みんなに言いふらしたくなるウンチク話をお酒を飲みながら聞けるという、とても贅沢で貴重な時間が過ごせました。その節はありがとうございました。
お土産コーナーには吉乃川のお酒はもちろん、吉乃川グッズが色々並んでいます。チラッと目に付いたのが「クリスマス」や「誕生日」などのメッセージカード。
この気配りに思わずキュンとしましたね~。日本酒をプレゼントしたり送る際に利用したいと思います!
クラフトビールからの吉乃川銘柄飲み比べという時間を過ごしてみて、「摂田屋はいいとこだ!」と改めて実感しました。
古くて新しい、吉乃川酒ミュージアム醸蔵。また飲みに行きます!
情報
■店名:吉乃川酒ミュージアム醸蔵 ■住所:〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋4丁目8−12 ■電話番号:0258-77-9910 ■営業時間:9時半~16時半 ■定休日:火曜、年末年始、その他 ■HP:https://yosinogawa.co.jp/johgura/