実は最近、尿漏れをしてしまう…そんな女性は多いらしい。実際に身近な人から「尿漏れしちゃって」と打ち明けられたこともあります。特に妊婦さんや出産後の女性に多いですね。
そんな私も10年前に子供を出産した後から尿漏れに悩まされていました。そんな私の体験談や克服した方法についてお話ししてみますね!
私の尿漏れ体験談
私が初めて「尿漏れしたー!」と叫んだのは出産をしたその日。当時29歳の私が普通分娩をして息子を産んだ後のことです。
尿意を感じておもむろにトイレに向かい始めたところ、尿意がどんどん加速してトイレの扉にたどり着いた瞬間「ジャー」という勢いのある尿漏れをしてしまいました。
出産したばかりなので分厚いパッドが私の大量の尿を受け止めてくれたけど…しばらくトイレに閉じこもり、自分の身に起きたことを頭の中で整理をしたのは忘れられません!
あまりにも驚いたので実はすぐに助産師さんへ相談。その時に受けたアドバイスによって、1か月後にはかなり回復したんです。
尿漏れの原因とは?
尿漏れは2つの症状に分かれます。
- 腹圧性尿失禁
- 切迫性尿失禁
- 骨盤底障害
それぞれの原因を見ていきましょう。
腹圧性尿失禁
これはいわゆる「締まり」が悪くなったのが原因。
「えー、やだー」と思った女性も多いでしょうけど、女性にとっては妊娠や出産が大きな原因の1つとなので、たとえ若い女性でも起こり得ることなんです。
これは骨盤が緩んでしまい「骨盤底筋」という骨盤を支える部分が弱くなっているからなんですって。
■症状
よくあるのが「クシャミ」をしたら漏れてしまったということ。
このほかには、重い物を持ち上げるときや笑ったときなんかにも現れる場合もあります。腹筋に力が入ると漏れてしまうという、なんとも悲しいイメージですが。
切迫性尿失禁
先ほどの尿漏れとは違う切迫性尿失禁。こちらの原因にも実は、妊娠と出産が含まれているのとやはり「骨盤底筋」が弱くなっているということ。ただ、いきなり尿意を感じてすぐに漏れてしまうという放っておけない重めの症状が特徴です。
こうなってしまうのは、尿をためる膀胱の機能が”何らかの原因”で障害が起きている可能性があります。
■症状
いきなり強い尿意をもよおすのが特徴。
トイレへ行って便器の前で漏らしてしまったり、自分の意思とは反して尿が漏れてしまう症状が起きてしまうそうです。
先ほどの腹圧性尿失禁と併発することもあるようで、明らかな症状が見られる場合には早期の治療を行わなければならないとのこと。
骨盤底障害
女性の場合、子宮や膀胱や腸などを支えるのが骨盤です。骨盤周辺の筋肉、いわゆる骨盤底筋が妊娠や出産、女性ホルモンの低下などによって緩んでしまった状態が骨盤底障害。
この状態では臓器が下垂するため、排尿への障害などが起きるということ。骨盤障害は誰にでも起こりうるということなので気を付けたいですね。
尿漏れは誰でも起こりえる!
クシャミをして尿漏れをしちゃう私にショックを受けたけど、誰でもなりやすい症状だということがわかりました。
男性よりも、妊娠や出産をする女性の方が多いことも理解できます。とにかく「骨盤底筋」を強化するといいらしい!じゃあ、どうやったらよくなるの?という対策が知りたいですよね
最初の体験談で書いた「助産師さんからのアドバイス」とは、とにかく内ももを鍛えるということ。
さらにその助産師さんはまるで相撲取りのようなシコを踏むスタイルで、鍛える方法を教えてくれました。「どすこい!」まで言ってくれて再現してもらいましたよ(笑)
そんなことを産婦人科の病室で教わったわけだけど、今になってはとても感謝でいっぱいです!
尿漏れ予防に!骨盤底筋を鍛える運動をしよう
内ももを鍛えることで、骨盤の底の部分である骨盤底筋が鍛えられるらしいです。それはやってみて自分でも実感できたので、ぜひみんなにも試してほしいと思う方法。
シコを踏むようにガッツリと足を開いたポーズになるが、かっこいいスクワットだと思えば何てことはありません!
骨盤底筋を鍛える動画
笑顔の女性がとっても素敵な動画なので、ぜひ同じような笑顔でやってみよう!
ちゃんと鍛えれば尿漏れは軽くなるしきっと良くなるよ!諦めないことが大切。
この運動、なんと「足も細くなる」という素晴らしい特典付きなので、尿漏れを治しながらスタイルもよくなるのでまさに一石二鳥ですよ!!
尿漏れパッドを利用しよう
クシャミをしたり大爆笑をすると「ジョロ」っと出ちゃうかも知れない…だからと言って、生理用のナプキンばかり付けているとちょっとかぶれてしまうこともあります。
私の経験から言うと、「ジョロ」っとまとまった量が出る可能性があるならば、尿漏れ用のパッドを使った方がお肌にも精神的にもおすすめです。 尿漏れパッドは生理用ナプキンと同じように、軽量から多い日用やがっつり漏れる用(夜用?)まで揃っています!
たいした量ではないからと最初から少量を選んで失敗をしたことがあるので、ビギナーは少量よりワンランク上の「中量用」を選んでおいた方が失敗は少ないです。 使ってみて「少量でも大丈夫」だと思えば次からは変えてみることがおすすめ。
お肌に優しいものを選んだ方が痒くならない。お店で尿漏れパッドを買うのは結構勇気がいるので、ネットでこっそり買うことで恥ずかしさは軽減できます。
▼お肌に優しいこちらもおすすめ
ほんの少量ならおりものシート
尿漏れパッドを使うまでもなく、ちょびーっとだけ漏れることがある(かも知れない)という程度なら、おりものシートを使うのも手。肌触りのよいものを選んで快適に過ごしましょう。
まとめ
今回思い切って尿漏れについて書いてみて、私と同じようにツライ思いをしている人と共感できればいいな!と心から思います。
「出産後の尿漏れはよくあることだよ」なんて助産師さんに聞かされていても、実際に尿漏れをしてしまったときのショックは大きなもの。
精神的に落ち込むんですよね…。でも、尿漏れは改善できるので諦めないでくださいね。
尿漏れを減らすには内ももを鍛えるのが大事です。
ダイエット効果もあるのでぜひ続けてみてください。