わたくしごとですが、実は舌先の出来物を切除いたしました。
一体何なのかわからない”プクッ”とした物体が、この春あたりから存在していまして…。
夏に入ってから急激にふくれてしまって近くの歯科医に紹介状を書いてもらい、大きな病院で取ってもらいました。
調べてみると、私とほぼ同じように舌先にプクッとふくれた出来物に悩む人は意外と多いようですね！？驚きました。
「これは一体何なの？」という人に、少しでも道しるべができればと写真でレポートしてみます！
ただ、生々しい画像が出てきます。
「そういうのは苦手～」という人は、この先は見ないでくださいね！
舌先の出来物の経緯と病名
- 2019年正月明け・・・舌先に口内炎ができたと感じる
- 春・・・「まだ口内炎っぽいな」と感じる。膨らんでいないけど赤かった。
- GWごろ・・・「口内炎が膨らんだ」と感じる。白く膨れたり引っ込んだりをくり返す。
- 6月・・・舌先がほんの少し白くて膨らむ。でもまた治ると思っていた。（誰にも打ち明けないまま過ごしていた）
- 7月下旬・・・舌先を噛んでしまう。それがきっかけだったのか？白い出来物が急に大きくなってしまい近所の歯科医に診てもらう。
- 8月半ば・・・紹介状を持って大きな病院へ。「繊維種（せんいしゅ）では？」という診断。その場で切除。
- 8月下旬・・・1週間後。切除した物体の検査結果を聞いて終了。
夏場に急激に膨らんだ出来物の正体は、舌繊維種というものでした。
医師が見てすぐ「これは悪性じゃないと思う」「ポリープのようなもの」と診断。1週間後に聞いた検査結果も良性です。
最終的には半年以上経った8月に切除をしたので、この半期はこの出来物とずっと暮らしていたことになります。もはや相棒のよう。
舌先の出来物の特徴
- 白く膨らむ
- 痛みはない
- 引っ込んだり膨らんだりをくり返す
口内炎とちがうのが「痛くない」ところでした。
あと、引っ込むこともありますね。引っ込むっていうか、腫れているものがしぼむっていうのが正しいのかもしれないけど。
【閲覧注意】舌先の出来物を切除する前！
（ピントが…見にくくてすみません）
こんな感じで白くてプクッとしていました。指で触るとプルンプルンする感じです。
何も痛くないんだけど、うっかり噛んでしまいそうになるんですよ、これが。すごく邪魔な存在でした。
で、ここからはさらに痛々しい画像になります。
切除後の舌先の写真
切除した30分後くらいの写真。見事にあのプルプルがなくなっています！傷は溶ける糸で縫ってくれたとのこと。
3日後の写真。
よく見えないけどほぼ目立ちません。
ちなみに10日後もさほど大きな変化がないけど、見た目はスッキリしました！
ビフォーがヤバい！
あんなに膨らんでしまうなんて！！
かかった病院と診療科・治療費など
今回は、近所（小千谷市内）の歯科医に舌を見せて、長岡市の立川病院・歯科口腔外科（しかこうとうげか）へ紹介状を書いてもらったという感じです。
診療科
舌の出来物は何科に行けばいいの？と悩みますが、最初の入り口は歯科でOKみたいです。
最初から歯科口腔外科に行けば、その場で治療してもらえるのかもしれません。
紹介状の費用はとくにかかりませんでした。（診察料はかかる）
初診だった立川病院でも、2千円が免除されて（紹介状なしの人は2千円がかかる）安心できたので、紹介状を持っていると心強いなという感じです。
かかった治療費
1日目・・・13,280円
340円（薬・ロキソニン錠3つ）
2日目・・・230円
合計13,850円（別途・歯科医代）
舌の出来物の切除はいきなり1万越えの治療費がかかってびっくりですが、立川病院はクレジットカード決済対応だったので難を逃れた感じです。
舌繊維種の切除は？その後の痛みの経過
「この出来物なんなの？」と思いながら立川病院へ行ったところ「舌繊維種かもね」と診断されました。
切除は後日にするものだと思い込んでいたら…。
まさかの「すぐ取れるけどどうしますか？」との言葉。
（えー！心の準備できてないよ！）と思いながらも、「お、お願いします！」と返事。
すぐに麻酔を3回ほど舌先に打たれて（チクッとした）、すぐさまレーザーのようなものでプルプルをもぎ取るかのように切除。全然痛くなかったです！
展開の早さもそうなんですが、ものの2・3分で「終わりました」と。
麻酔から縫うまで5分くらいだったんじゃないですか？
なんと切除した物体（イクラみたいだった）も見せてくれましたよ！あんなに大きかったなんて…。
邪魔だった相棒との決別になぜか寂しくなる。
30分後
切除中は何も痛くなかったから余裕でいたのに、会計を済ませている最中から痛みが！
すぐさま隣の薬局に向かって、ロキソニン錠3錠を受け取り、すぐに飲む。
その後は、4時間おきにロキソニン錠を飲み続けます。
水をコップから飲むことすら辛くて、ストローで水をやっと飲んだという感じ。
2日目
舌先がとにかくビリビリして痛い。
ロキソニン錠はすっかり飲み終えたので、家にある鎮痛剤を飲んで過ごす。
ゼリー飲料を直接のどに流すように押し込んで、その日は終わり。
3日目
まだ舌先が突っ張る感じが痛い。
水がしみるのがつらい、パンを食べるのも痛い。
さすがにお腹が空いたので、気合いを入れて小さなおにぎりを口の奥で噛んで、ストローで押し流すようにして過ごす。
少し体重が減ってうれしい（笑）
4日目
朝起きたら「何が起きた？」と思うほど、痛みのレベルが減る。
舌先が引っ張られる感覚が減ったので、もしかしたら糸が溶けたのかも？と思ったりして。
ピリピリする感覚は残っているけど、それよりも食欲が勝って普通に食べ出す。
飲み物だけはストローで飲んだ方が飲みやすい。
5日目
1番嫌なのが、冷たい水でうがいをすることかも。
舌先がピリピリしみるのが不快。
歯磨きをする時に気を使う。食事は軽めの内容なら食べられる。
6日目
もうとにかく腹が減ってしまい、ラーメンを食べる（笑）
2杯も食べてしまった。
ピリピリ感は相変わらずだけど、ほとんど気にならなくなりホッと一安心！！
7日目
「良性の舌繊維種」という検査結果を聞いて、立川病院を後にする。
思えば、舌を噛んでしまったことが始まりだったのかも…と思い出して、感慨深くなったりする。
ほかの人の切除レポを見ると、ここで抜糸をする人が多かったです。
溶ける糸を使ってくれたおかげで難を逃れました。立川病院ありがとうございます。
舌繊維種切除レポ・まとめ
ここまで私の舌先にできた「得体の知れない出来物」の切除レポを書きました。
これは私の例なので、皆さんがこれに当てはまるかどうかはわかりません。
場合によっては癌（ガン）が原因の時もあるようです。
私も病院へもっと早く行って取っていれば、もっと痛みは軽かったんだと痛感。
何よりも「何これ？」と思うものが体にできたら、いち早く病院で診てもらった方がいいですよ！
私が言うのも何ですが……今気になっているものがあれば、ぜひぜひお早めに……！