概念と思考をねじ曲げるような怪しいふりかけ。
『牛丼に、紅生姜を〈どっさり〉のせてみた。』
『餃子を、酢と〈大量の〉こしょうで食べてみた。』
牛丼味とか餃子味のふりかけなどという、単純なものではない気持ち悪さを〈〉この記号によってアップさせているような気がする。
これは永谷園の「やってみた。ふりかけ」シリーズ。永谷園がこんな茶番を…?とますます前のめりにさせてくれるし。ちなみに同シリーズには『カレーに梅干しを<まるごと>入れてみた。』もあるらしい。
■牛丼に、紅生姜を<どっさり>のせてみた。
まず『牛丼に、紅生姜を<どっさり>のせてみた。』をおもむろに食べてみる。
真っ先に言いたいのが「わかるー!!」ということ。
最初のひと口目は「あ、牛丼…」とうっすら牛丼が通り過ぎていくのですが、急にやってくる<どっさり>の紅生姜に脳内が混乱するのです。
目を閉じれば、私の大好きな紅生姜で真っ赤に染まった牛丼が。
80%は紅生姜のガツン!とくる辛味で締めるけど、ほのかな牛丼がなぜかたまらない!
■餃子を、酢と<大量の>コショウで食べてみた。
続いては『餃子を、酢と<大量の>コショウで食べてみた。』に挑戦。
ちなみに私は餃子を酢と大量のコショウで食べたことがないのですよ。なので、全くのド素人がいきなりふりかけに挑戦してしまう狂気に走ってみたという訳です。
しかし私はご飯に大量のコショウをかけて食べるのが好きなので、コショウとしてはベテラン勢ではないかと自負してます。
で、味ですけども…うぉぉぉぉぉ!!!おいしいぃぃぃぃ!!!
正直言って餃子の味は口に入れた一瞬で消え去り、すぐさまコショウとほんのりと酸味が口の中を独占してしまう。
油断しているとむせてしまうほどの<大量の>っぷりです!ありがとうございます!
■2つを合体してみた。
私は紅生姜とコショウをご飯に乗せるのが好き。
だから2つを合体させれば夢のような旨味が堪能できるのではないか、、、永谷園もここまで予想しているかはわからないが、大胆にも2つのふりかけの合体をやってみた。彩りを気にして紅生姜を真ん中にかけたりしてひと工夫したりして。
うわあああああ!!おいしいいいい!!!!
紅生姜とコショウが喧嘩せずに見事に手を取り合っています!!!
牛丼と餃子がミックスしちゃってヤバいかも?などと心配した私を一掃してくれる旨さ。ある意味、牛丼と餃子はもはやどっか行ってしまいます。
喉ごしがカーッ!となるスパイシーな白飯が食欲をどんどんかき立ててくれて、こんなこと毎日やっていたらあっという間に太ってしまう、、、
最近のふりかけは変わった味が色々あるけど、こんなにパンチのあるものには初めて出会いました。このふりかけ、ほかにも色んな使い道ができそう。
■参照元:やってみた。ふりかけ-永谷園