冬の訪れを知らせる白鳥の飛来。新潟には白鳥の飛来スポットがいくつもありますが、その中でも全国的に有名なのはここ、瓢湖(ひょうこ)水きん公園です!
2月の晴れた日に阿賀野市水原にある瓢湖まで白鳥を見に行ってみたら、ご覧の通り湖が凍った光景が広がっておりました・・・!

凍った瓢湖の上を歩く白鳥たち

湖が凍っている
新潟はラニーニャ現象の影響で氷点下が続く厳しい冬を迎えておりますが、大きな瓢湖おも凍らせてしまっておりました!
三条の白鳥の郷公園、柏崎西山の長嶺大池と比べると瓢湖は白鳥との距離がものすごく近い感覚があります。

アヒルみがある白鳥
そりゃ白鳥だって歩くだろう・・・とわかっていても、イメージと違う姿に思わずふふっと笑ってしまいました。
なんていうか、イメージしていたよりも・・・白鳥の足が短くてアヒルっぽく見えます(笑)水かきがハッキリ見えますね。

素晴らしい景色
最近にしては珍しい太陽の日差しを感じる日だったのですが、広範囲にわたって湖がカチンコチンに凍っています。
カルガモもわさわさと歩いていますね。
瓢湖とは

晴天とあって観光客がたくさん
瓢湖は、阿賀野市水原にある大きな湖です。正式名称は瓢湖水きん公園。そして”白鳥が飛来する湖”として全国的にも有名な冬の人気観光スポットになっています。2月上旬のこの日は約2,200羽が観測されたみたいです。
- 飛来時期:10月上旬〜3月下旬
- ピーク時数:5,000羽以上
- えさやり時間:9:00、11:00、15:00(実施しない日もあり)
水鳥の生息地などとして必要な条件をクリアしたラムサール条約登録湿地でもあり、日本の重要湿地500のひとつでもあるんだそうです。阿賀野市といえばサントピアワールドも有名ですね!
白鳥おじさんについて
瓢湖といえは日本初の白鳥の餌付けに成功した「白鳥おじさん」なる有名な人物がいます。私はTV番組「志村どうぶつ園」で知りました。
実はすでに3代目の方に受け継がれていて、今でも白鳥の生育に携われているんだそうです。
そんな白鳥おじさんによるえさやりは1日3回。天候や状況によって変更もあるので、タイミングが合えばその姿を拝見できるかもしれません。
温かい室内からも観察ができる
実は瓢湖に訪れたのは20年以上ぶり!入り口にある観察舎がリニューアルされたようです。カフェコーナーもできて、こんな風に窓辺に座って観察しながらお茶ができます。
白鳥飛来時は朝7時からモーニング営業されているとの情報です!
白鳥とカモが見放題。
せっかくなのでゆっくりすることにしました。これは甘酒とドリップコーヒーです。あたたか〜いホット、それぞれ300円くらいです。
せっかくなので水原名物の白鳥の卵も。こちらの甘酒もとっても美味しい!
白鳥を目の前にして卵を食べるのはちょっぴり複雑ですけど(笑)外はパリッ、中はしっとりしていて美味しくいただきました。
写真では伝わらないけど、グワー!グワー!とかワーワー!クワー!クワー!とか、大勢の鳴き声に囲まれております。
スポーツ大会か何かの会場に来たような気持ちにも・・・時々話しかけてくる鳥がいる気がして、何度か振り返りました。
白鳥の飛来にはもれなくカモもセットになりますよね。白黒のパンダっぽいカモとかいますよね。カモを目で追っているだけでも発見がいっぱい。
カモもいるけど鳩も尋常じゃない数が集まっています。あとスズメもいっぱいいましたよ〜。
私はあの白黒のカモが気に入りました。ごめんなさい、それぞれ名前があるんでしょうけど、今日のところは総称で”カモ”と呼ばせていただきました。
手前は泳ぐ白鳥、奥は氷上にいる白鳥。とても冷える冬の日ですが、美しい光景を目にすることができたので、本当に行ってよかったと思いました!
白鳥の飛来は冬限定のものなので、ぜひお天気のようすを見ながら足を運んでみてください。
■瓢湖水きん公園
・所在地
阿賀野市水原313-1(駐車場約300台)
・アクセス
磐越自動車道「新津IC」より車で15分
交通機関利用の方はJR羽越本線「水原駅」からタクシーで5分ほど
入り口にあったゴミ箱も白鳥。
四季を通して楽しめる阿賀野市の観光地図。
瓢湖目の前の市営駐車場にあった白鳥会館で焼き芋をゲット!中には銘菓や農産物も販売されていました。
