岩室温泉ひな巡り・メイン会場「無匠庵」の江戸時代から伝わる雛人形

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新潟県有数の温泉街がある岩室温泉では、毎年ひな祭りの時期に岩室温泉ひな巡りを開催!

かつて芸妓さんの置屋だった能面アトリエ「無匠庵(むしょうあん)」に足を運んでもらおうと、2021年にひな人形を飾ったのが始まりだそうです。

2015年から、岩室温泉の旅館やお店にひな人形が飾られるようになり、2023年は28ヶ所を巡って楽しめるようになっていました。合わせてスタンプラリーも開催され、参加すると観光に使える嬉しい賞品が待っているそうです!

■岩室温泉ひな巡り
開催期間:2023年2月23日〜3月12日(日)10:00〜16:00※一部店舗で異なる
参考HP:新潟市岩室観光地区いわむろや

能面アトリエ「無匠庵」のひな人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

このイベントのメイン会場となっているのがこちらの「無匠庵」は、ひな巡り期間は特別公開されるとあってかなり混雑していました。

築100年以上経つらしく、周辺の住宅と比較すると一際古いようすがわかります。小さな道沿いにある小さな建物なので、入るのもやっとという感じです。

無匠庵は日本で数少ない能面師のひとりであり、岩室村(現新潟市)生まれの吉川花意(よしかわかい)さんの能面作品が展示されています。そして、江戸時代に北前船で運ばれてきたとても古くて高級な享保雛(きょうほうびな)や昭和時代のひな人形などを鑑賞できるんだそう。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

昭和29年の木目込み人形。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

佐渡土人形。箪笥の上に飾られているのが印象的でした。

混み合っていたので先に2階へ回ります。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

2階が能面師 古川花意さんのアトリエになります。ドキッとしますね〜。能面が展示されてありました。

見る角度によって全く表情が違う能面。近くで見る勇気まではなく・・・。美しくちょっと怖い作品にドキドキしました。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

2階からの景色。

再び1階へ戻ります。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

卵の殻のお雛様。今回見ていてこれが1番好きだったかもしれない。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

なんと!これも昭和の35年ごろに制作ですって。崩れないのが本当にすごいですね。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

江戸時代後期の古今雛。展示されている中で最も古いひな人形だそうです。お雛様の目に水晶やガラスがはめ込まれているとのこと。なんて繊細な・・・。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

豪華絢爛なひな飾りを見つけました。江戸時代後期のものらしく、天皇皇后を模した当時のようすを描いているみたいです。

ボランティアの方が「シャチホコは本物の金を使っているよ」と小さな子供さんに説明されていて、「え!純金なの!?」という子供らしい反応が面白かったです(笑)

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

こちらも素晴らしい!このまま月に召されたい。

岩室雛めぐり・能面作家が手がける雛人形

あちこちで展示されているつるし雛も可愛らしく、混み合っていたので短い時間でしたけど、最後まで楽しめました。ひな人形は奥深いですね。

そして能面という古くから伝わる文化を、岩室で知ることができたのも収穫でした!

しっかりスタンプを押して、また次の会場へ。

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