19ヘクタールもの規模を埋め尽くす美しい蓮の花を楽しめる高田城址公園観蓮会(旧名称 上越蓮まつり)。
春の観桜会とともに、夏の風物詩として人気のある高田城址公園の外堀を埋め尽くす蓮の花は感動的な光景が広がります。蓮の花の見頃や観察しやすかったおすすめスポットをご紹介。(2016年8月中旬のレポであることをご承知ください)
高田城址公園観蓮会(上越蓮まつり)について
■高田城址公園観蓮会(旧名称 上越蓮まつり) ・期間(見頃):毎年7月中旬〜8月中旬 ・会場:高田城址公園(上越市本城町44-1) ・料金:観覧無料
高田城址公園を散策
実は高田公園をちゃんと散策するのは初めて。 公園に朝9時頃到着をし、とりあえず公園に入ってみました。 大きな案内図には蓮のマークが書いてあるけど・・囲っている池全部なのか?おすすめスポットが分からない我が家。 でも目の前にはお城が見えていました。まずはお城を見てみよう!
高田三重櫓のおさらい
高田公園に入るとすぐ、右手に池と大きな高田城、左手にはちびっこ広場が見えます。 初めてみる高田城に興奮!
徳川家康の六男、松平忠輝の居城として天下普請によって造られた。城地の縄張りと工事の総監督は忠輝の舅の伊達政宗である。 高田城は、高田平野にある菩提ヶ原に築かれた平城である。約230メートルから約220メートル四方の本丸を取り巻くように二ノ丸、南に三ノ丸、北に北の丸を配し、関川、青田川などを外堀として利用した。すべての曲輪に土塁が採用され、石垣は築かれなかった。低湿地に築城されたため排水設備が重視され、城地には現在の技術水準から見ても遜色ない暗渠が張り巡らされていた。天守はなく、1614年に3重3階の三重櫓を建てて天守の代用とした。当時の三重櫓の外観は不明で、江戸城の富士見櫓に似た外観であったと伝えられている。(Wikipediaより引用)
出ました!伊達政宗公が高田城の総監督をしていたという事ですね。 それにしても、低湿地に適した排水設備を設置とありますが、昔の人の知恵って本当に凄いです。 川を外堀として利用をしたおかげで、こうした蓮を楽しんだり池に映るお城を楽しむ事が出来ているという事ですね!
お城のそばに寄ってみるとこんな感じ。壮観なお城の周りにはおそらく桜の木が囲みます。 桜の季節はさぞかし綺麗なのでしょうね!青々とした木々も良かったですよ!
家紋入りの見取り図がありました。かっこいいですね~。 詳しい事はまた後ほど・・という事にして(ほんとに?)。
お城を通り過ぎて悩みましたが、最初の地図で言うと下の方角へ歩いてみました。 そしてどんどん蓮から遠ざかる。
公道に出ると、学校が並んでいて驚きました。高田公園の周りにはいくつかの学校が点在しています。 学校の脇を抜けてまた公園の中心部へ向かう途中、長い草が邪魔をしてよく見えませんがようやく蓮を発見! でもここはお花見スポットではありませんね・・
西堀橋がある方が蓮のメインスポット!
見て下さい、この蓮の大きな葉っぱと花びらを! 結局グルッと回る感じで総合博物館・小林古径記念館の方に来たら物凄く美しい花々に出会えました。
大きな蕾がたくさんありました。まるで天国です・・
花びらは暑くなると閉じてしまうようで、本当の見頃は早朝の時間のようです。
手のひらよりも大きな花びらは、お釈迦が乗っているような、そんな美しいピンクの花びらです。写真を撮るのに忙しい。
戦国武将を発見? もしかして、上越おもてなし武将隊の方かも知れません。上杉謙信公なのでしょうか?
赤い西堀橋も美しい。 池の周りは特に柵もないのでお花はよく見えますが、小さなお子様は要注意。 あと、ここには無数のポケストップが並んでいるので、うっかり落ちないで下さいね!
茶室もあったりします。ここで一休み。
橋から望む景色。 天国に続く橋でしょうか?
大きな葉っぱと大きな花びらはぜひ1度見て頂きたいです。 お花の数は少ないのかも知れませんが、14日でまだまだ蕾はたくさんありました。もうちょっとは大きなお花の姿を見れると思います。 出来るだけ早朝に行くのがポイントですよ!
■高田公園 新潟県上越市本城町44-1 駐車場 第1~8駐車場 約530台
■高田城三重櫓 開館時間 午前9時~午後5時 入館料 一般 300円 子供 150円 (団体20名以上:一般150円、子供70円)