都会ならさほどおかしなことではない「ぼっち飯」ですが、田舎だと後ろ指を指されがちです。
「ラーメン屋に1人で入れない」「1人はムリ」「どうして1人で?」
とくに外食に関しては「恥ずかしい」という空気がまだまだ流れているなぁと感じると、どうしても都会との違いを比べてみたくなります。
田舎のぼっち飯が「恥ずかしい」と思われる原因をあげてみました。
ひとり飯やおひとり様の機会が少ない
田舎の人は実家暮らしが多く、いつも誰かと一緒に食事を取るのが当たり前のようになっています。
1人暮らしをしていない人はそもそも1人に慣れていないですよね。
だからぼっち飯なんて考えられない…そんな人も多いです。とくに女子。
あと、1人で入りやすい店が本当に少ないから「わざわざ行こう」と思わないです。
「それならスーパーで何かを買って家で食べよう」、そんな感じの発想になります。
会社と家の往復しかしない
田舎は車社会なので、都会のように会社から駅に向かうまで寄り道する機会が少ないです。
会社に行っても持参の弁当か、朝コンビニで買ったものを食べるという感じですよね。
会社の周りに何もない場所ならランチタイムに出かけることもありません。
財布だけ持ってランチへ向かうOLさんなんて見かけた時には「ここは都会だなあ」って思います。
主婦の人ならスーパーに立ち寄って買い物をする程度で、「ちょっと1杯飲んでから帰ろうか」なんていう機会がびっくりするほどありません。
「飲んで帰らない?」と誘ったところで「車だし」と却下されるのが必至。
帰りに一緒に食事に誘っても、実家のご飯が待っている人はちょっと困ってしまいます。
カフェがない
田舎はぼっち飯しやすいカフェがないゆえに、ぼっち飯をする機会がさらに少ないです。
ファーストフードに入っても家族連れが多いから、お一人様の人はちょっと躊躇しちゃうんです。
一番休まるぼっち飯はそう…。
コンビニの駐車場、つまり車内でのぼっち飯です。
コンビニはWi-Fiもつながるしサイコーです!
ラーメン屋ですら「ぼっち」が目立つ
ぼっち飯しやすい代表的な存在のラーメン屋ですら、お一人様が目立つときがあります。
週末はとくに家族連れでラーメン屋に行く人が多いので、できれば平日にしたいもの。
そして、ラーメン屋でぼっち飯をしている人は圧倒的に男性が多いです。
女子のお一人様はラーメン屋でなかなか見かけないですね…。
「ぼっち」に対する偏見
ある友人がこんなことを言いました。
「1人でラーメン屋に行くんなら家でカップラーメン食べた方がいい」と。
周りがみんな家族連れで、常日頃から「早く結婚しろ」とか「孫がいないのが寂しい」だの言われがちな田舎はますます「ぼっち飯してるとこ見られたくない…!!」という感情に陥ります。
その人それぞれの考え方がありますが、「たまにはおいしいラーメンが食べたい!」と思った時でも田舎の人は「恥ずかしい」ゆえに我慢をします。
でも、お一人様の女子がラーメン屋さんにいれば友人もきっと行くはずで。
つまり、そんなぼっち飯仲間がたくさんいる都会にやっぱり憧れるようになるんです。
まとめ
田舎は「ぼっち飯」に冷たく、都会は「ぼっち」に優しい…本当に痛感します!
人は冷たいけど、人がぎゅうぎゅう詰めになっているカフェのほとんどの人が「ぼっち」だと知った時の感動ったらなかったです…!都会バンザイ!と思った瞬間。
男性は1人で食事をすることが多いけど、女性でも躊躇せず入りやすいラーメン屋さんとかたくさん増えるといいですね。
たまには、1人で気ままにぼっち飯をするのはすごく楽しい!
周りの人も自分のことなんて案外見ていないんですよね。だからぼっちだって平気なはず!
まずはカフェから攻めていきましょうっ。
ちょっと遠くのカフェなら知り合いがいないのでおすすめです。
■ふらりと1人でも入りやすいカフェ。
