進学や就職で地元を離れることが決まると、急いで引越し先の物件を決めなければなりません。これから初めての上京のために、新潟県にいながら東京の物件探しを始める方もいるでしょう。
土地勘もない見知らぬ土地の部屋探しは不安が大きい上に、切羽詰まって契約して失敗することが多いです。
そこでこの記事では遠隔地の部屋探しを効率よく行う方法を、パパっと1日で契約するコツとともにご紹介します!
ネットで情報収集をする
まずは引越し先がどんな町なのか情報収集を行います。そして不動産会社の物件と照らし合わせながら気になる駅・沿線をピックアップ。次のような住みやすい部屋の条件を決めておくと迷いにくいです。
決めておきたい条件
- 家賃
- 間取り(1K、ロフト付き、階層など)
- 駅から何分
- 住みたいエリア
- 設備(オートロック、洗濯機置場、エアコン、給湯器など)
- 築年数
- アパートorマンションorシェアハウス
- 入居、引越し希望日
自分の希望家賃と照らし合わせて条件に合う物件を絞り出していきます。ここで注意したいのが、通勤や通学先により近い=住みやすいと思わないこと。
都市部に近いほど家賃が上がるばかりでなく、毎朝ラッシュに遭う可能性も高まります。
それよりも毎朝座れる駅にする、駅周辺に安いスーパーや商店街があるエリアにする方がジワジワと住みやすさを感じる可能性が高いです。
もし高い家賃しか見つからない際には自転車の利用も検討を。駅徒歩圏内から外れた方が家賃相場は下がります。妥協し過ぎない範囲で安い家賃を探しましょう。
不動産会社に物件を問い合わせる
物件をピックアップしたら不動産会社に問い合わせます。数社をじっくり検討したい所ですが、時間がない場合は1社に絞って問い合わせるのがスピーディに進めるコツ。
上手く物件を探せない場合は、現地の不動産会社に探してもらいましょう。プロの視点から物件を探し出してもらえるので利用しない手はありません。
最近ではチャットで気軽にやり取りできる、お部屋をARで確認できるなど不動産会社では便利なサービスも打ち出しています。物件周辺の店や防犯・安全面なども合わせて聞けると尚良しです。
現地で物件の内覧と契約をする
物件を絞ったら現地で内覧と契約に移ります。1日で契約まで進めるために物件は3つ程度に絞り込み、内覧は可能な限り平日に行いましょう。管理会社が土日休みで内覧に対応できない場合があるので土日はできるだけ避けるといいですね。
不動産会社には「遠隔地からの部屋探し」であること、午前中から内覧を行い夕方までには契約を済ませたいという旨をしっかり伝えておくとスムーズです。
内覧で最低限チェックするポイント
- 物件がある交通上京や隣の人の様子
- 部屋の広さ
- 汚れ具合
- 部屋の広さ
- ドアや窓の開き具合
- 水回りの掃除具合
- 騒音
- 窓からの景色
- 駅から物件までの道のり
実際に引越しする際に、荷物を運び入れやすいか(その際にドアが開くか幅もチェック)、隣の声が聞こえないか壁に耳を当ててみる、駅から物件まで歩いてみるなど時間が許す限りチェックを。女性であれば防犯面も確認したい所です。
契約時に必要なもの
- 契約する本人の住民票
- 本人の印鑑と印鑑証明
- 連帯保証人の同意書
- 収入を証明するもの(源泉徴収票、確定申告書のコピー)
物件を気に入ったら契約に進みます。学生なら保護者の収入証明書と同意書が必要になるので、事前に問い合わせの上滞りなく揃えておきましょう。
もし契約まで進めず急遽宿泊することになった場合、ネットカフェやカプセルホテルに泊まると安く済ませることができます。が、できる限りお部屋探しは余裕を持って行いたいですね。ある程度下調べを行っておくと、いざという時に役立ちますよ!