先日、ずっと気になっていた場所へようやく訪れてきました。それはここ!十日町情報館です!
十日町の中心部に近く、わが家も時々利用する十日町交流館「キナーレ」にも近い場所ですね。ところでここの名前は「情報館」ではなくずっと「図書館」だと思い込んでいました。
なぜここは「情報館」と呼ぶのでしょうか?その意味も含め、今回こちらの撮影許可を頂きましたので、じっくりと内部をご紹介したいと思います!
実は映画「図書館戦争」のロケ地です!
見てください、この図書館を越えた図書館!?を。スロープを上がっていくと本の重なり方や見え方がどんどん変わっていきます。
上から注ぐ窓からの光と、本棚を照らす照明、それにより浮き立つ本。まるで本もアートの一部になったようで圧巻の景色です。それにしてもこんなに天井が高い図書館なんてほかにあるのでしょうか?とても気持ちのいい空間です。この場所を見て「図書館戦争」を思い出す人も多いでしょう。
「こんな図書館があるなんて」と誰もが思いますよね。本屋さんでもなく図書館なんですもの。あ、違いますね、「情報館」なんです!
この十日町情報館を設計した人は内藤廣という方のようです。この方のWikipediaを見ると、日本各地の有名な建造物に関わったすごい方のようなんです。
十日町の雪にも耐えられるすごい設計なのも分かります。ぜひ外観からも眺めてみましょう。
▼監督のサイン入りポスター
あ!振り向いたら大きなポスター発見!よく見えませんがどうやら監督である佐藤信介さんのサインが入ったポスターのようです。こんなに豪華なスターたちがこの十日町に集結していたなんで驚きです。
あちこちに図書館戦争のポスターがある
「警戒中だぞ!!」あの2匹のクマさんは岡田准一くんと榮倉奈々さんなのかな?という、遊び心のあるポスター。こんなポスターがちょこちょこと貼ってあります。映画のファンはこういうの大好きですよね!
スロープを上がった場所の空間がすごい
先ほどの中央のスロープを上がってくると、きれいに並んだ本棚がずらりと並んでいます。本棚の脇には机が並んでいて、勉強をしている学生が数人とゆっくりと調べものをされているような大人がいました。机の数は意外と多かったように思います。こんな場所で勉強ができるのはとても幸せだなぁ。羨ましい!
子育て応援コーナーを発見!
子供が生まれると図書館に来る機会がとても増えます。というか、私の経験上がそうでした。雨の日やお話会が行われる日は、まだ赤ちゃんのうちから頻繁に利用をしていました。ここには子育てに関する本がたくさん並んでいますね。
小さな子供向けのCDまで貸し出されているようです。
子供向けのコーナーにはこのように、本棚にちょっとしたクイズが貼ってあったりします。こういうの、子供は好きですよね。気軽に座れる椅子もたくさん並んでいます。
奥の大きなテーブルと椅子にはお母さんと息子さんで読書をされている姿が見られました。日曜日にゆっくりと図書館へ…なんて今どきは考えないかも知れないのですが、この十日町情報館なら「アリ!」だと思います。
とっても大きな空間で本を読むことができて、喉が渇いたりお腹が空いたら奥の喫茶コーナーを利用できるんですもの。今日、紹介したのもこの情報館のほんの一部です。建物の半分も紹介していませんよ。それだけ大きな建物なんです。
十日町情報館の施設
ここまで「図書館」の部分をご紹介しましたが、十日町情報館にはほかにも施設があります。
- 視聴覚ホール
- 集会室(1~3)
- コンピュータ研修室
- 視聴覚研修室
- 多目的コーナー
- 編集室・視聴覚スタジオ
- 情報コーナー
- 音声映像資料コーナー
- PC活用・CD-ROMコーナー
- おはなしのへや
- ボランティア室
- 喫茶コーナー
- 十日町教科書センター
- 視聴覚ライブラリー
こんなにたくさんの施設が揃っているんですよ、すごいですよね!市民が市民のために活用をする、とても活気のある施設だと感じました。
赤ちゃんからお年寄りの方まで幅広く利用できて、たくさんの情報を得ることができる。情報の発信と受信がこの「十日町情報館」でできちゃうという訳なんですね。
この日は十日町市民ではないわが家が家族で訪れてみましたが、私は建物の見学をしたり、ゆっくり本を読みました。夫と息子は漫画を読んだりしていましたけどねっ。(漫画もいっぱいあるんです。)
そして奥の喫茶コーナーでお茶をして帰りました。とても有意義な休日を過ごせて大満足です。
情報
十日町情報館
地図
図書館戦争HP:https://www.toshokan-sensou-movie.com/tlm/index.html