4月16日(日)に「つばめ桜まつり 分水おいらん道中」が開催されます。大河津分水の桜並木を豪華絢爛な衣装をまとったおいらん達が、しゃなりしゃなりと歩く姿を見てみませんか?
選ばれたおいらんと総勢60名の付き人役が春の訪れを告げてくれるこのイベントをご紹介します。
※この記事は2012年に見に行った時の記事となっています。ぜひ参考にしてください。
「つばめ桜まつり 分水おいらん道中」を見に行って来ました!
この日は晴天、思いつきで行ってみたけどとても良かったです。
場所は赤い橋のふもとの「大河津分水さくら公園」を目指します
駐車場はHPの交通規制についてを参考にします。「大河津分水さくら公園」の駐車場はあっという間に満車となっていたため、この日はこの「本川橋」周辺の「信明産業」という会社の駐車場を利用しました。
駐車場代はこの年は無料だったのを記憶しています。おいらん道中は14時から始まりますが混雑が予想されるので余裕を持って行きましょう。
公園の入り口に「和菓子屋さん」があります
ここでお団子を買って「花より団子」をするのもよし。
「信濃川大河津資料館」
ここでは大河津分水の歴史が学べます。
おいしいものがたくさん!出店も多く出店します
屋台で五平餅を買いました。手前が白味噌で奥が赤味噌味です。お昼ご飯を持たずに来ても色々な食べ物が用意してありました。レジャーシートやごみ袋を持参して、お花見を楽しみながらおいらん道中を待ちます。
おいらん道中が始まりました!
※ここからやたら写真が増えてテンションが高くなりますが、温かい目で見守ってくださいませ…。
いよいよ始まりました!おいらん道中!
この方達は「男衆」役なのかしら?
ぞろぞろゆっくりゆっくりと進んで行きます。衣装が素敵なんです。
花魁の身の回りの世話をする10歳前後の女の子を「かむろ 禿」と呼ぶんです。可愛くてたまりません!
信濃太夫でござい!
隣を歩く男性が「忘八 (ぼうはち)」役かな? マネージャー的な、遊女屋の楼主というんだろうか。 傘を持っているのが「傘持ち」という役。
傘の持ち方にも注目!
男を感じる傘の持ち方!とてもかっこいいけど (とってもキツイぞ、これは・・)
舞妓さんの行列が始まると同じ女性としてもうっとり!圧巻です。
「振袖新造(ふりそでしんぞう)」遊女の見習い役、かな?
桜太夫です。横顔もしびれます。
太夫ってただの遊女ではございませぬの。
遊女の中では最高位、超高級なのですの。
緋色は最高位の印。
天皇にも接見出来ちゃう。(すいません、少し暴走気味です)
分水太夫
桜並木を1時間かけて歩くんです。14時から始まり、15時に桜並木のゴールへ到着します。ちなみに往復ではありません。
三味線の音と共に。
ここから1時間半かけて大河津橋へ向かい・・・ さらに 3時に願王閣を出発して地蔵堂本町通り7、800メートルを分水福祉会館まで50分かけて進む。
いやいやこれは・・・
とっても大変ですね!暑いし重いし!
でももの凄い数の観光客の中、八文字歩きが出来るなんて・・選ばれたとは言えとても大変なお役だなと思いました。
▼2012年の選ばれたおいらんの4名
左から信濃太夫の上田さん、桜太夫の栗林さん、分水太夫の大藪さん、染井吉野太夫の谷川さんだそうです。
お化粧していなくても美人なみなさんですね!
長くなりましたが2012年のおいらん道中の様子です。今年もどんな道中が見られるのか楽しみですね。桜の開花も気になるところですが、2012年は写真を見てわかるように桜は咲いていなかったんですよね。
桜とおいらんのコラボが叶うといいなと願っています。
情報
■イベント名称:分水おいらん道中 ■場所:12時~地蔵堂本町、14時~大河津分水桜並木 ■電話番号:0256-64-7630 ■HP:https://tsubame-kankou.jp/