下田村にはどんな観光地があるの?と調べると「漢学の里」が施設のひとつとして紹介されます。実際に行ってみると諸橋轍次(もろはしてつじ)記念館となっていました。
諸橋轍次(もろはしてつじ)という人物について
諸橋轍次、のちに博士となるこの人は、この三条市下田村に生まれて生涯かけて漢和辞典を完成させた人物とのこと。
あの「大漢和辞典」や「友漢和辞典」の編者なんだそう。しかもです、あの直江兼続の子孫とも書かれています…!諸橋轍次Wikipediaより
このことから「漢学の里」という名前なのかと納得しました。
漢学の里の庭を散策すると面白い発見ばかり
諸橋轍次記念館の庭はとても広く、誰でも散策できるとのことなので、お邪魔してみました。
この博士の功績によって中国から「観しょう亭と流しょう曲水の座石(ざせき)」というものが寄付されたらしいです。
こちらが観しょう亭。日本のものとは違って、ちょっとした部分が中国を思わせる建築物です。
綺麗に手入れされた庭園が広がります。
奥に行くと大きな池があり…西遊記のご一行様がそこにいました。中国を象徴したキャラクターだからでしょうか?結構大きくてびっくりします!孫悟空なんて空飛んじゃってるし。
ちなみにですが、池には鯉が泳いでいます。
諸橋轍次の生家
さらに奥へ行くと諸橋轍次博士の生家がありました。
ひっそりと佇んでいるのですが、この場所から見える景色がとても素晴らしいです。
ご一行様と同じ方角を見てみると、下田村の美しさもよく見えます。
記念館の向かい側には道の駅があります。ぜひこちらも合わせてご利用してみてください。

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情報
■名称:漢学の里 諸橋轍次記念館
■住所:〒955-0131 新潟県三条市庭月434-1
■電話番号:0256-47-2208
■営業時間:9時~17時 生家:9時~16時半
■休日:月曜日、年末年始
■HP:諸橋轍次記念館、道の駅 漢学の里しただHP