2015年1月1月11日(日)~3月29日(日)までキナーレ十日町で行われた「Beyond the Clouds 雲の向こうに」を振り返ってみます。 さらに今でも見る事が出来る常備展も混ぜてご紹介します!
Beyond the Clouds 雲の向こうに 参加アーティスト:KOSUGE1-16 、小松宏誠 、谷山恭子、長谷川仁、林剛人丸、福原哲郎&東京スペースダンス ん?これは・・・
福原哲郎 & 東京スペースダンス/Tetsuro Fukuhara&Tokyo Space Dance 「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」
あの白いビヨーンとした中には子供が数人入っています。大人も入っています。 何これ?よく分かんないけど入ってみよ~!と、ぞろぞろ後ろに続けといった感じでこんな作品になっています。
1階の広いスペースに設置されていた作品なのですが、かなり大がかりなんです。この風船みたいなゴムにみたいな素材が凄く不思議でした。 ただ入ってビヨンビヨンするだけなのに、なんだかとっても楽しい作品です。
小松宏誠/Kosei Komatsu 「Cloud」 Cloud=雲の事です。
雲は、大地から小さな水や氷の粒があつまって空へ昇りつくられる。そしてしばらくすると、雨や雪になって再び大地のもどっていく。自然の不思議で神秘的な循環を、ガラス管の中から浮き立つ気泡を使い、銀色の雲で表現します。フワフワと集まる気泡が雲になるのですが、時間が掛かるけど見ていると壮大なイメージが湧く作品でした。
長谷川仁/Jin Hasegawa 「昇華キ」
入口でなぜか渡される花びらがあって、いつ使うのか?と思っていたら、この作品に使いました。 これはですね・・
出典:越後妻有里山現代美術館[キナーレ] » 2015冬企画展 「Beyond the Clouds-雲の向こうに」
あの筒の下に花びらを置くと「シューッ」と吸い込まれ・・・なんと花びらは窓の外へ! 窓の外にひらひらと花びらが舞い落ちるんです・・・何ともシュールな作品でした。 自分の思いを「昇華」するという事なんですね。
カルロス・ガライコア《浮遊》常設展 こちらはいつも見る事が出来る作品(常設)です。 キラキラした浮いたものは何かと言うと・・
分かりにくいですが家がフワフワ浮いているんです。 可愛いですよ、これ。
KOSUGE 1-16 「The Pedal Train 〜空をたどる列車〜」
これは子供が喜んで乗っていました。2階の長い渡廊下を行ったり来たり・・可愛い列車です。
レアンドロ・エルリッヒ《トンネル》常設展
このトンネルは何?車庫ではないんですよ。
トンネルの入り口にこの本が置いてあります。 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」 川端康成の有名な雪国です。
真っ暗なトンネルを抜けるとそこには・・・・ぜひ続きは体感してみて下さいね。
カールステン・ヘラー《Rolling Cylinder, 2012》常設展
これはなかなか凄いです。 ファンタジーな世界へ突入!足元しか映しませんでしたが、ぜひ不思議な世界へ行ってらっしゃい!
小松宏誠/Kosei Komatsu 「Snowy Air Chandelier_キナーレ」これは冬にぴったりの作品でした。雪の結晶が風でクルクルフワフワと浮いているみたいで、とても綺麗でした。
谷山恭子/Kyoco Taniyama 「熱際(ねっさい)」
新潟の文学を表現した作品。
実はとても情熱的でカラフルなんですね。 遠くから見たり近づいたりして色々な表情を楽しみました。
栗田宏一《ソイル・ライブラリー/新潟》常設展
これは、新潟各地の砂を瓶に入れて並べられた作品。 同じ県内でもこんなに色が違うの?と発見が出来ます。 自分の住む場所の色はどんな色でしょうか?
マッシモ・バルトリーニfeat. ロレンツォ・ビニ《○in□》
これは天井に飾られています。大きな本棚には新潟に関する本がズラり。 この奥は越後しなのがわバルというお店で、キナーレ2階の見晴らしの良い場所にあります。 ここでゆっくりとお茶を飲んだりお食事をしたり出来ます。
外ではこんな遊びも出来たり・・・夜はこんなに綺麗なライトアップが見れました。 あの明るい場所が越後しなのがわバルです。 マッシモ・バルトリーニfeat. ロレンツォ・ビニ《○in□》綺麗ですね! 他にも作品はありましたが、軽くご紹介をしてみました。 「Beyond the Clouds-雲の向こうに」は2015年の冬の企画展だったのでもう見れない作品もありますが、ぜひ常設展も見に行ってみて下さい。
同じ館内に明石の湯というお風呂もあります。 こちらもお食事も出来るしお洒落なお風呂となっているので、我が家はとても気に入っています。