胎内市の樽ヶ橋遊園へ行った日、「なんかおっきな門があるぞ!?」と。吸い込まれるように大きな門をくぐってみました。
越後胎内観音
こちらは越後胎内観音、昭和42年に起きた羽越大水害(羽越豪雨)で亡くなられた方の冥福や今後の平和をお祈りするために建てられたそうです。
遠目から見ても大きいのがわかるんですが、それもそのはず。高さ(総丈)7.3mもあるそうで、青銅でできた観音像としては日本最大級なんですって。
せっかくなので階段を上りました。近くで見ると青銅製だとわかるほど青っぽいですね!ちなみに、蓮華台と呼ばれるものに立つ姿が波乗りしているように見えるので「波乗り観音」というニックネームもついているんだそう。ほんとだ、下のあれが波に見える。
何となく来てみたけどいい眺め!目の前には樽ヶ橋、右手に樽ヶ橋遊園があります。ここ、紅葉の時期は最高なんじゃないでしょうか?
ここから見える入り口の大きな山門(仁王門)には、これまた大きな仁王像が納められていました。
そして右下に写る建物は帰林殿。こちらには何と、水害で犠牲となったと思われる子供の顔が浮かび上がった”童子石”という不思議な石があるんです。
ちょっと怖いな〜と思いながらもそーっと石を見ると、イメージしていたものより可愛らしい雰囲気で。羽越水害では死者104名も犠牲になられたそうで、その被害の大きさを知る機会となりました。
で、観音様を後にして門の方へ向かおうとした時。
手水舎があり。花手水、と言おうとしたけど違いますね。
よく見ればひよこがぎっしり。えらいカラフルだなあ。
しかもです。パリピ的な照明までチカチカ光っているんですよ!観音様と童子石に手を合わせてきたばかりの精神には、やや派手すぎてギャップに溺れました・・・。
でもやだ、かわいい〜!大きな門に誘われて来てみたら、大きな観音様と楽しいひよこ手水舎に出会えました。道の駅胎内の目の前にあるので、ぜひ立ち寄ってみて欲しいです。
■越後胎内観音 ・所在地:胎内市下赤谷384-1